お風呂は経皮毒の温床?!まずはバス用品から見直しを!
2016/11/24
皮膚温度で吸収率が変わる!
皮膚にキズや炎症などがある時も、経皮吸収率が高くなりますが、皮膚の温度でも吸収率が変わります。
温度が高ければ、それだけ吸収もよくなるそうで、皮膚表面の温度が10℃から37℃にあがると、吸収率は約10倍にもなるんだそう!
皮膚の温度が高くなるのは、運動した時と入浴の時。運動のあとは、それほど化学物質に触れることもないかもしれませんが、
そうなんです、わたしたち日本人が大好きなお風呂!
ここで化学物質がたくさん吸収されているのです!
しかもお風呂は全身をお湯につけますよね。入浴剤や、シャンプー、リンス、ボディソープ…これらに有毒な化学物質が含まれていたら……。普段の10倍も吸い込まれるなんて、考えただけで怖くなります。
本気でアトピーと向き合うなら、まずはお風呂で使うものから見直してみましょう。これらを安全なものに変えるだけでも、改善がみられるかもしれません。
身体の部位によっても違う吸収率
身体の場所によって、吸収されやすいところとそうでない部分があります。例えば手のひらや足の裏など、毛穴のない部分は吸収されにくいです。
では、吸収されやすいのはどこでしょう。
・性器などの粘膜
・頭
・顔
これらの部分で経皮吸収率が高いという研究結果が発表されています。特に粘膜は皮膚とは違い、角質層がありません。バリア機能がほとんどないので、吸収率がものすごく高いのです。
皮膚の中では、頭と顔が吸収率が高いとされています。
でも、頭と顔は身体の中でもシャンプーや洗顔、化粧品など多くの日用品を使う場所でもありますよね!よりによって、よく使う場所で吸収率が高いとは!
しかし、この事実を知ったからには、気をつけなくてはなりません。特に気をつけて製品を選びましょう。
口の中も粘膜です!
食べ物には気をつけていても、歯磨き粉には無関心だったりしていませんか?
実は日本で販売されているほとんどの歯磨き粉には、発泡剤として「ラウリル硫酸ナトリウム」という合成界面活性剤が使われています。
これはかなり強い毒性があると言われていて、合成界面活性剤の中でも特に避けたい部類に入る成分なのです。
これが、毎日3回、口の中に??
しかも、歯磨きのわずかな時間といえども吸収率が高い口の中の粘膜は、すぐに有害物質を吸収してしまいます!
歯磨き粉を使ったあと、味覚がおかしくなったり、変な後味が残るのも、このラウリル硫酸ナトリウムなどの合成界面活性剤によって味蕾細胞が傷つけられるために起こると言われています。
歯磨き粉の成分にも、気をつけましょう!
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