身近な金属アルミニウムが、アルツハイマーの原因に?
2016/11/26
アルミホイル、アルコール飲料の缶、自動車や飛行機、調理器具に歯のかぶせもの、容器や医薬品、デオドラント制汗剤などなど
ちょっと見回しただけでも、アルミニウム製品ってたくさんありますよね!
数年前から、アルミニウムがアルツハイマーの原因ではないかと言われていますが、本当でしょうか?
もし本当なら、どうしてなくならないの?
そんな疑問に迫ってみましょう。
そもそもアルミニウムとは、地球上に一番多くある金属なんですって。たくさん手に入るし、加工も簡単、おまけに軽いので、重宝されたんですね!
しかし、身体にはまったく必要のない金属なのです。
必要ないどころか、たくさん吸収してしまうと、目や皮膚、呼吸器系に刺激を感じてしまうことがあり、これが脳にまで入り込むと、中枢神経に異常をきたしてしまうらしいんです!
アルツハイマーとの関係は?
アルツハイマー病とは、認知症の一種で、脳が少しずつ小さくなって知力、運動能力ともにだんだんと低下していく病気です。
アルミニウムが原因ではないか?と疑われたきっかけは、
腎臓病治療の透析用医薬品にアルミニウムが含まれていて、それを使った患者にアルツハイマーと同じような症状が見られたからだそうです。
それ以来、透析用の薬にはアルミニウムは使われなくなりましたが、アルミニウムがアルツハイマーの原因では?という疑惑は残ってしまったのです。
わたしたちの身の回りに多く存在するアルミニウム。
料理に使う鍋や、アルミホイル、食器やビールの缶。
食べたり飲んだりするものに使っていると、溶けだして口に入っている可能性もないとは言えませんよね。
また、胃酸を中和させる薬や、デオドラント制汗剤にも使われていたり、自動車の部品が粉になって空気中に舞っている可能性も。
口から、呼吸から、皮膚からといったルートで、身体の中に入り込んでいるかもしれません。
アルミニウムの怖いところは、一度骨や脳に溜まると、半永久的にそこに留まるということです。
1回に吸収する量はほんの少しでも、長い年月をかけて、何回も吸収していれば、どんどん溜まってしまうということです。
しかも、アルミニウムは胎盤を通過することもあるそうで、お腹の中の赤ちゃんや、母乳を通して赤ちゃんに影響を与えないとも限りません。
身の回りのアルミニウム製品、一度見直してみましょう!
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