合成界面活性剤の種類
2016/11/24
「合成界面活性剤」と表記してあるわけではない?
ずっと「合成界面活性剤」のお話を書いてきましたが
化粧品やシャンプーの裏に書いてある成分表示に「合成界面活性剤」と表記してあるわけではないのです。
薬品名で書いてあります。
「合成界面活性剤」と書いてくれれば避けるのは簡単なのに、薬品名で書いてあるので
非常に紛らわしいし、わかりにくい(T▽T;)
そして合成界面活性剤の種類は、200種類以上とも2000種類以上とも1万種類を超えるとも言われています。
本当のところ何種類あるのかは私にもわかりません笑
ただ、安価に作れるものなので
製品を製造する側にとって都合のよい薬品が、どんどん作りだされているという事は間違いないと思います。
ではでは
代表的な合成界面活性剤を挙げてみましょう。
※稲津教久著 「経皮毒」からの警告 より引用
①洗浄力が強力。それを目的に配合されているもの
・直鎖型アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(LAS)
・アルキル硫酸エステルナトリウム(AS)
・ラウリル硫酸ナトリウム(SLS)
・ラウレス硫酸ナトリウム
・アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム(AES)
・ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステルナトリウム
・ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩など
②殺菌作用が強く、柔軟仕上げ作用、帯電防止作用などを目的に配合されているもの
・塩化アルキルメチルアンモニウム
・塩化アルキルトリメチルアンモニウム
・塩化ジアルキルジメチルアンモニウム
・ラウロイルサルコシンナトリウムなど
③発泡作用・乳化作用・保湿効果などを目的に配合されているもの
・ポリオキシエチレングリコール(PEG)
・ポリオキシエチレンアルキルエーテル(POER)など
④殺菌作用・気泡作用があり洗浄補助剤・乳化剤として他の合成界面活性剤と一緒に配合されているもの
・アルキルアミノ脂肪酸ナトリウム
・アルキルベタインなど
どうです・・・・?
舌噛みそうでしょ(〃∇〃)
私は、完全に文系の人間でしたので、数学や化学は苦手。
そんな私でも「硫酸」や「アンモニウム」が化学薬品だってことくらいわかります。
「安全です」と言われても
ほんとに?(-“”-;)
って感じです。
お手持ちの、洗顔料やシャンプーの裏をじっくり見てみてください。
上記と同じ名前がありませんか?
ぜーんぶ合成界面活性剤ですよ。
同じ名前でなくても「これなんだろう?」と思ったら、一度本やネットで調べてみる事をおすすめします。
丁寧に解説してくれている本やサイトは沢山あります。
安全そうな名前でも実は・・・・
って物も沢山ありますので(><;)
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