経皮毒はアトピーの原因とも言われている?
2017/09/20
経皮毒の影響が一番現れやすいところ、どこだと思う?
そう、一番最初にふれる「皮膚」なのよ。
皮膚は最大の臓器なんてことも言われているけど、大きいってことは、それだけ影響も受けやすいってことじゃないかしら。なにより、合成界面活性剤が皮膚バリアを壊してるっことに気が付かないといけないわ。
アレルギー性皮膚炎と、アトピー性皮膚炎。
似てるようでこの2つの病気は違うものなの。一番の違いは、発症のしくみね。アレルギーというのはある特定の物質に対して、免疫反応の異常が起こってしまうものなのよ。
それに、アレルギー体質っていうものはやっぱりあるみたい。食べ物だと、卵や牛乳、小麦なんかがアレルゲンとして有名ね。それに、最近では花粉やPM2.5などの大気汚染物質もアレルギーの原因になっているわね。
さて、アトピーはアレルギーに似てるけど、アトピーってアレルゲンを特定できないのが特徴なの。
アトピーを引き起こす原因がわからないっていうんだから、やっかいよね。でも、口に入れるものや、皮膚にふれるものなんかに過敏に反応するのは似てるのね。
アトピーの人の中には、生まれつき免疫反応に異常があるって考えられる人もいるんですって。
これって、経皮毒の怖いところなんだけど、お母さんのお腹の中にいる時に、赤ちゃんにも経皮毒が伝わってしまうのよ。
お腹の中で、ものすごい勢いで成長している赤ちゃんに、経皮毒の影響がいってしまったら、免疫機能に異常を起こさせるのかもしれないわね。
つまり、経皮毒が子どものアトピーの原因にもなりうるっていうお話。
アトピーになってしまうと、アレルギーの人よりもっと有害化学物質に対する抵抗力がなくなってしまうのよ。健康な人はなんともないのに、アトピーの人はすぐに反応してかゆくなったり湿疹が出たりしちゃうのね。
一度発症すると、根気よくつき合う必要があるけど、治らない病気ではないから安心してね。
ただし、女性は特に、経皮毒に気をつけることで、お子さんにアトピーを発症させる可能性を減らすことはできるんじゃないかしら。大切な赤ちゃんを守るためにも、日頃から経皮毒は避けたいものよね。
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