環境にもお肌にもやさしい洗い方はある?
2017/08/25
どんな汚れも、同じ洗剤で洗ってない?そして、よく落ちないとか言ってないかしら?どうしてよく落ちないかって、ちゃんと訳があるのよ。それは、その汚れに合った洗い方をしていないから。
今回は、汚れ別に最適な洗い方を紹介するわね。
■酢がついた食器
酢は酸性だから、石けんと反応して脂肪酸に変わっちゃうのよ。そうすると、食器にくっついて逆に汚れてしまうの。
マヨネーズのついた食器を、台所用石けんで洗ったらベタベタした、なんて経験がないかしら?
酢は水で洗い流せるから、酢のついたものはまず水洗いしてから石けんで洗うと大丈夫よ。
■ポットや風呂釜の白い汚れ
あの白い汚れ、こすってもとれないのよね。あれは、水の中の炭酸カルシウムが水垢として付いてしまったものなの。
炭酸カルシウムを溶かすには、酢やクエン酸液が有効よ。つまり、これこそがアルカリを酸で中和するってことなのね。生活の中では数少ない中和を利用して汚れ落としよ。
■茶渋や黄ばみ
環境やお肌に塩素系の漂白剤がよくないことは知ってるわよね。
そこで登場するのが酸素系の漂白剤よ。これは簡単に言うと酸素によって汚れを酸化させて落とすものなの。
水や石けんでは落ちない汚れでも落とすことができるのね。酸素系漂白剤は温度が高い方がよく落ちるから、お湯で使うといいわね。
■換気扇の油落とし
ガンコな汚れに効くのが重曹よ。アルカリ性も弱いし界面活性剤でもないけど、研磨力や吸着力、発砲力があるからしつこい汚れもよく落ちるの。
換気扇の油や、茶渋、排水溝のつまり予防なんかにもいいわよ。
■カビや菌の汚れ
塩素系漂白剤や殺菌剤でいったんはキレイにしても、またしばらくするとカビは生えてくるわよね。これって、汚れの元が取り除けてないからなの。
カーペットや畳はこまめに掃除機をかけ、枕や布団は天日に干して日光消毒してカビや菌を繁殖させないことが大切なのよ。
どうかしら?どんな汚れを落としたいかで、使うものは変わってくるのよね。環境にも自分にもやさしいから、ぜひ試してみて!
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