面の皮が厚い・・・と言うけれど
2016/11/24
あいつは面の皮が厚い
ずうずうしい人、良い意味ではハートの強い人(笑)の事をそう表現したりしますが
強気で生きていても、顔の皮膚が厚くなるわけではなく(当たり前です)
実際には、顔の皮膚はとても薄いのです。
わかりやすく言うなら、手のひらや足の裏と比較すれば一目瞭然。
角質層の厚さでいうと、10倍以上の差があると言われています。
当然、その差は「バリア機能の差」になります。
手や足よりも、顔の方が有害物質の吸収率が高いという事ですね(*^-^)b
では、体の中で一番経皮吸収率が高いところはどこでしょうか?
答えは
性器周辺
ま、これは簡単に想像できますよね。
ですから、性器周辺に使用するボディーソープなんかはより気を付けた方が良いですし
近年「布ナプキン」が注目を浴びているのも
生理用ナプキンに含まれる有害物質が、経皮吸収率の高い性器から体内に入る危険性が知られてきたからだろうと思います。
では、性器周辺の次に吸収率が高いのはどこでしょうか?
それは
頭と顔
です。
化粧品などがお肌に合うかどうか調べるのに「パッチテスト」というものをしたりします。
これは、皮膚の薄い腕の内側にテストをする化粧品などを塗って
アレルギー反応を起こさないかどうかチェックするものです。
このテストをするくらいなので、腕の内側は比較的経皮吸収率の高い部位なのですが
頭や顔はその腕の内側よりもより有害物質を吸収しやすいところという事・・・・。
頭は毎日シャンプーやリンスをしますよね?
顔は毎日洗顔フォームで洗いますよね?
体の中で経皮吸収率上位の部分に使用する日用品に、合成界面活性剤など皮膚や体にとって有害なものが沢山使用されている製品が多いというのは
なんていう皮肉なんでしょう・・・・
多くの企業は、その危険性を知っているのかいないのか(たぶん知っています)
製品を使用する人の体にどう影響するのかを考えてはいません。
自分の体は自分で守りましょう。
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