石けんシャンプーやハンドソープって本物の石けんなの?
2017/03/04
石けんって、5000年も前から使われるそうなんだけど、界面活性剤であることにかわりはないのよ。
今は石けんにもいろんな種類があって、合成界面活性剤が入ってない純粋な石けんを使ってるつもりでも、「石けん」という名前だけで選んでいると、全然違うことだってあるの。怖いわよね。
石けんを使ってるはずだったのに、かぶれたりして、よくよく成分表を見ると合成界面活性剤が入ってた!なんてこともよくあるから注意してね。
じゃあ、どうやって見分けたらいいのかしら?それはね、本物の石けんには成分表に
「脂肪酸ナトリウム(石けん素地)」
「脂肪酸カリウム(カリ石けん素地)」
と書かれてるものだけなの。それ以外は純粋に石けんとは言えないと覚えておいてね。洗顔用の石けんでも、成分表を見てみたら合成界面活性剤や、他の添加物がたくさん入ってるものがほとんどなのよ。特にアトピーの人は、本物の石けんを使うことをおすすめするわ。
液体の石けんもあるけど、それはどうなのかしら?
もともと固形か粉である石けんを液体にするには、カセイソーダの代わりに水酸化カリウムというカセイカリを使うのよ。
それで、石けんが液状になるのね。石けんシャンプーや台所用液体石けんは、このカリ石けんなの。
でも、ハンドソープなんかには、このカリ石けんにラウレス硫酸Naなどの合成界面活性剤やイソプロピルメチルフェノール、トリクロサンなどの殺菌剤、エデト酸塩などの変質防止剤が配合されてて、添加物がたくさん含まれているのよね。
もともとは「カリ石けん素地」となっていても、これらの添加物が入っていれば安全とは言えないわ。
薬用石けんの殺菌力も、数秒の手洗いでは殺菌できないらしいから、効果が書いてあってもどこまで信用していいかは自分で調べなきゃいけないわ。
ハンドソープとかボディソープは、「石けん」という意味だと思いがちだけど、勘違いしないことも大切ね。成分表を見てみたら、しっかり合成界面活性剤が入っていることがほとんどなの。
ポンプ式の液状ハンドソープやボディソープは、特にしっかり成分表を見るようにしてね!商品選びは、あくまでも成分が大切なのであって、宣伝文句やタレント、パッケージのイメージなんかで決めると大変なことになるってこと。
みんなでかしこくなれば、メーカーも本当にいいものを作ってくれるようになるんじゃないかしら?
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