わたしたちが出す排水が、環境を汚している事実
2017/09/10
一日に、どれくらいの水を使うか知ってる？一人一日平均で、なんと300ℓ近い水を使っているのよ！
お風呂、トイレ、炊事に洗濯……、確かに水がなければどうしようもないわよね。でもちょっと待って。これにはほとんど合成界面活性剤も一緒に使ってないかしら？つまり、水道水を使ったら、それだけ汚れた水を流してるってことなの。しかも、有害化学物質まみれにしてね。
その水は、川や海を汚し、そこに住む生き物に影響を与えてるわよね。流すのがダメなら燃やしてみようって、焼却したら、今度は大気を汚染するのよね。つまり、一度出た化学物質って、ほとんど分解されることがなくて、そのまま自然の中に残ってしまうってことなの。
わたしたちが毎日水と一緒に使う日用品を見てみて。合成界面活性剤が使われていないかしら？最終的に海に行き着いた合成界面活性剤は、分解されずにどんどん溜まっていくのよ。
一日に一人が300ℓ近くも水を汚しているなんて、本当に怖いことだと思わない？
数十年前までは、普通にそのへんにいたメダカやフナがいなくなった、絶滅危惧種だなんて言われてるわね。こうしてみんなで少しずつ、環境を破壊して生物の住む場所も奪っているのね。
でも考えてみて。海に有害化学物質を流して汚しているのも人間なら、流れ込んだ魚を捕って食べるのも人間よ。便利で手放せないと思ってるかもしれない日用品は、結局は自分の首をしめているのね。
日本は水道の水をそのまま飲めるありがたい国だけど、そんなわけで、だんだんとその水道水もあやしくなってるみたいよ。
水道水には消毒のために塩素が含まれてるけど、その塩素をどんどん増やさないと有害物質が取り除けなくなってるなんていうウワサも。
でも、それって、有害なばい菌を殺してくれるバクテリアまで殺してしまうんですって。そしてバクテリアがいなくなってばい菌がまた増えるから、もっと塩素を増やすって悪循環になってるのね。
まだまだ安全な水道水だけど、それも神話になってしまうかもしれないわね。みんなできれいな水を守っていきましょう。
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