その症状、経皮毒じゃない?有害化学物質の影響〜PART2〜
2016/11/24
PART1では、アレルギー性皮膚炎やアトピー性皮膚炎の原因が、経皮毒かもしれないというお話をしましたが、その他にも、経皮毒が原因と思われる病気があるんです。
あなた自身を守るためにも、大切な家族のためにも、何がどんな風に影響しているのか、知っておいてくださいね。
免疫力が下がる?
有害金属や合成化学物質が引き起こすのは、アトピーやアレルギーだけでなく、免疫力そのものが下がってしまうのです。
アトピーやアレルギーが免疫機能の異常であることを考えると、当然ですよね。
免疫力は病気やケガから身体を守るためのものですから、それが弱くなると、いろんな病気にかかりやすくなることはわかりますよね。
婦人病が増加?
長年産婦人科の現場にいる医師も『女性を悩ませる経皮毒』という本を書いているように、最近急に増えた婦人病も、経皮毒が原因ではないかと言われています。
特に有害化学物質の中の「環境ホルモン」は、女性ホルモンに似た働きをするとか。つまり、わたしたちの身体の中にある、本物のエストロゲンの邪魔をするのです。
本物のエストロゲンは、本来の仕事ができず、偽物にだまされた身体は、バランスを崩してしまい、長い間に婦人病にまで発展してしまうのです。
シャンプー、リンス、生理用タンポンなどは、子宮内膜症の原因になっている!と訴える研究者もいるくらいですから、日用品には本当に気をつけたいですね!
脳へも影響する?
なんと恐ろしいことに、経皮吸収された有害化学物質は、脳にも悪い影響を与えるというのです!
そう、脳も脂肪でできていて、経皮吸収された有害な物質は、脂肪に溜まりやすいからなんですね。
最近では、認知症やアルツハイマー症、パーキンソン病など、脳の病気も、有害化学物質が原因ではないかという研究者もいて、やはり経皮毒を用心しないわけにはいきません。
脳の病気だけでなく、キレやすかったり、社会適応能力がなかったりする情緒障害も、有害化学物質のせいではないかとも言われているのです。
ただ、脳のしくみは複雑なので、はっきりと病気になるしくみがわかったわけではありませんが、少しでも有害な物質や経皮毒が関係しているなら、日用品に気を使った方がいいですよね!
なにしろ、経皮毒は、急になるものではなく、だんだんと溜まっていくものですから。
→その症状、経皮毒じゃない?有害化学物質の影響〜PART1〜
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